学校だより【4月号】
2024.4.30
ラストイヤーが始まりました
校長 本間学
木々の新緑が少しずつ鮮やかになってきました。
早いもので、令和6年度がスタートして1か月が経ちました。
新たに赤泊中学校に仲間入りした7名の1年生も、中学校生活のリズムに慣れ、毎日学習に運動に頑張っています。また、2年生、3年生もそれぞれ目標を掲げて、自己のさらなる成長を目指し、後輩の見本となるべく、意欲的に学校生活を送っています。
今年度もすべての生徒にとって、居心地のいい居場所のある楽しい学校を目指し、教職員と力を合わせ、子どもたちのために誠心誠意取り組んで参ります。保護者の皆様、地域の皆様には、引き続き当校の教育活動にご支援ご協力を賜りますよう、お願いいたします。
さて、令和6年度は、赤泊中学校最後の1年となります。令和7年3月31日の閉校に向かって長いカウントダウンが始まっています。
赤泊中学校を閉じるにあたり、閉校記念事業実行委員会を昨年12月に立ち上げました。保護者、地域の皆様からは、記念誌部、寄付金部、式典部にそれぞれ所属していただき、各事業を推進していただいています。部会の開催が夕方からとなり、会議が長くなることも度々ですが、いつも熱心に話し合いに参加していただき、建設的なご提案もいただき、本当にありがたく感謝するばかりです。まだまだ事業推進は道半ばですが、今後ともご協力をいただきますようお願いいたします。
また、南佐渡中学校との統合に向けて、子どもたちの交流活動も進んでいます。4月25日には、赤泊中学校の1・2年生と南佐渡中学校の1・2年生がそれぞれの学年どうしで、校外学習を行いました。今後も月2回のペースで計画的に交流活動を行っていきます。この他、生徒の学校生活に関わること、通学方法、PTA組織、同窓会組織等々、これから両校の教職員及び関係者で具体的な協議を進めていく予定です。
この1か月も様々な行事がありました。全校生徒で取り組んだこと、各学年で取り組んだこと、対外的な活動等、どの活動にも真剣に取り組む子どもたちの姿がありました。
また、各学級や専門委員会でも自分の役割を果たそうとする姿も随所で見られます。廊下や玄関で会うと元気よく挨拶を交わしてくれます。勉強ももちろん頑張っています。
子どもたちは、みんな素直でやさしく思いやりがあります。子どもたちは、みんな何か苦手なこと不得意なことがあり、それを克服しようと頑張っています。
でも、みんな大なり小なり心配事があったり悩んだりすることがあります。誰かとけんかして自分の言動を後悔したり、悲しく涙したりすることもあります。
私たち教職員は、そんな子どもたちをありのままに受け止め、常に子どもたちの伴走者として、共に歩み、よりよい生き方を共に考えながら、子どもたちの成長を支えていきたいと思います。そのために私たち自身も研鑽に励みます。
赤泊中学校のラストイヤーを一日一日大切に過ごし、78年の歴史を有終の美で閉じられるよう、取り組んで参ります。改めて保護者の皆様、地域の皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
新年度スタート
令和6年度が始まりました。新入生7名を迎え、全校生徒24名の新たな旅立ちです。4月8日の入学式では、岩ヶ坂悠莉さんからの「代表の言葉」がありました。新しい中学校生活に向けた、前向きなメッセージでした。
昨年度の9月に令和7年3月をもっての赤泊中学校の閉校が決定しました。赤泊中学校の有終の美を飾るべく、令和6年度の活動を行っていきます。保護者の皆様、地域の皆様、ご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。
生徒会オリエンテーション
4月10日（水）に生徒会オリエンテーションが行われました。前半は交流活動のレクリエーションを、後半は新入生の体験を取り入れた、部活紹介を行いました。
1年生は仮入部期間を経て、16日の部活動集会で正式入部となりました。これからの活躍を期待します。
新任職員の自己紹介
加藤充 佐和田中より
赤泊中学校は3年ぶりの勤務となります。やっぱり赤泊の子ども達は素晴らしいなと、日々感じています。残念ながら今年度で閉校となりますが、よい締めくくりがなされるよう、一日一日を大切に頑張っていきたいと思っています。出身は旧金井町です。
赴任して数日が経ちますが、元気で相手を思いやれる生徒ばかりだなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
神蔵実 畑野中より
畑野中学校より転任してまいりました。南部地区は初めての勤務です。毎日両津からの通勤途中で見る輝く海や、満開を迎えようとしている山桜などの美しい景色に心癒やされています。出身は旧真野町です。赤泊中学校といえば、部活動の大会などで選手たちの真っ赤なユニフォームが、グラウンドで躍動して目立っていたという印象があります。
生徒さんたちとは出会ってまだわずかな期間ですが、明るく素直で優しい子が多く、いい学校に来ることができたと喜んでいます。精一杯がんばりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
髙橋朗 新穂中より
この度、縁あって赤泊中学校に赴任しました。前任校には5年勤務しましたが、その前は南佐渡中学校勤務でしたので、久しぶりに南部地区に戻って来たことになります。小木に自宅があり、地域や保護者の中には以前からの知り合いが少なからずいるので、たいへん心強く感じています。赤泊中学校生徒のここ数年の活躍には、感心させられることも多かったので、素直で何事にも一生懸命に取り組むことのできる生徒との出会いを心待ちにしていました。
今年度が赤泊中学校の最後の1年になってしまいますが、生徒とともに目の前のことに精一杯チャレンジして、一生心に残るような最高の１年にできるよう努力したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
