学校だより【4月号】
2020.4.17
入学式式辞より
校長 村川健太郎
年度末からの臨時休校などで、不安や心配もあるかもしれませんが、今ほどの呼名に対して、元気な返事をしてくれた新入生11名のみなさん、改めて入学おめでとうございます。2、3年生の先輩たち、そして教職員一同、皆さんの入学を心から歓迎します。何と言っても学校の主役は生徒です。一人一人が自らを磨き、地域の宝、未来の担い手として大きく成長して欲しいと願っています。
みなさんに、これからの中学校生活に向けて、私から2つのお願いをします。頭の片隅に置いておいてください。
1つ目。皆さん一人一人が、たくさんの人々に愛され、慈しまれてきた大切な存在であることを再認識してもらいたいと思います。家族はもちろん、保育園、小学校の先生方や地域の方々などから、空気のように、目には見えないけれどとても大切な、たくさんの愛情をもらっています。かけがえのない自分自身を大切にしながら毎日の学校生活を送ってください。それは、自分が大切な存在であると同様に、他の人をも大切な存在と認めることにつながります。
2つ目。自分自身は必ず伸びる存在であることを信じてください。学習や運動などについて、個人差はあっても、様々な形の上昇カーブを描きながら人は必ず成長します。時には、何をしてもうまくいかないような気がしたりすることがあるかもしれませんが、決してあきらめたり、投げ出したりしてはいけません。難しいこと、苦しいことに出会ったら、自分が一段と成長するチャンス、と前向きに考えてみましょう。多くの困難は、必ずや人を成長させます。夢に設計図を描き、自分自身の可能性を信じて毎日の学校生活に取り組んでください。
中学校生活は、長い人生の中で、心も体も大きく変化する時期です。今までの殻にとらわれず、新しい自分を見つけ、また、友達の素晴らしいところに学び、互いに切磋琢磨し、本校を卒業するときに、「赤中で学べてよかった」と、実感できる日が来ることを願っています。
最後になりましたが、新入生の保護者のみなさま、本日は、誠におめでとうございます。制服に身を包み、凜とした姿に感無量の思いと拝察いたします。本日から大切な子どもたちをお預かりします。3年後、それぞれの夢に向かって元気に羽ばたけるよう教職員一同、誠心誠意、努めて参ります。是非、卒業までの期間、当校の教育活動への、ご理解と、ご協力をお願い申し上げます。
本日から佐渡市立赤泊中学校の令和2年度がスタートします。今まで先人の積み上げてきた輝かしい歴史と伝統に加え、新たな時代に向かう校風づくりに生徒一人一人が主役となって、充実した中学校生活となることを祈念し、式辞といたします。
新年度スタート
いよいよ令和2年度のスタートです。新型コロナウィルスの影響で、臨時休校を含め、予想外の長期の休みとなり、ようやくスタートした学校生活。生徒の皆さんはこの日を、首を長くして待ち望んでいたことと思います。新入生の皆さんはなお一層、期待に胸を膨らませていたことでしょう。不安もあると思いますが、生徒の皆さん、職員、保護者、地域が一致協力し合い、この困難な状況を乗り切っていきたいと思います。共に力を合わせ頑張りましょう。
生徒会オリエンテーション
4月7日(火)生徒会オリエンテーションが生徒会主催で行われました。本部からは生徒会の組織と活動内容について、部活動紹介では野球、テニス、卓球の各部による工夫を凝らしたデモンストレーションが披露されました。新入生はこれからの中学校生活に期待を膨らませながら楽しく参観することができました。後半は全校参加のレクリエーションを行いました。グループを作りながら、互いの自己紹介をする「猛獣狩り」ゲームで盛り上がりました。