学校だより【1月号】
2021.1.26
るるぶ(生活見直し)週間を終えて
〜各ご家庭での取組に感謝〜
校長 村川健太郎
赤泊地区では、小学校・中学校の教職員で組織する「小中連携委員会」があります。全教職員が、授業改善を通して学力向上を実現させる「教師力向上部会」、いじめ根絶や社会性の育成を図る「人間関係づくり部会」、体力の向上及び、健康意識の向上を目指す「健康な身体つくり部会」のいずれかに所属し、児童生徒の健全育成に資する活動を行っています。
1月14日(木)から20日(水)にかけて、「健康な身体つくり部会」の事業の1つである「るるぶ週間」が行われました。
「る・る・ぶ」とは、
「る」→ 食べる(朝ごはんをしっかり食べる)
「る」→ 寝る(十分な睡眠時間をとる)
「ぶ」→ 学ぶ(しっかり学習する)
の語尾文字をとったもので、年間に3度実施し、その中の1日に「ノーテレビ・ノーゲームの日」を設定しています。(ちなみに、旅行情報誌「るるぶ」は「見る・食べる・遊ぶ」の略だそうです。混同することもないと思いますが…。)
学校保健だより「My health, Your health」や「赤泊地区 学校保健委員会だより」等でもお伝えしていますが、あらためて、各ご家庭の協力に心から感謝申し上げます。ややもすると、「家庭のことにまで口を出すな」とか、「何で親までノーテレビなど制限されなければいけないのか」というようなご意見も散見されるかなと覚悟していましたが、少なくとも現在まで否定的なご意見を目にすることはありませんでした。それどころか、「家族と話をしたり読書や勉強をしたりする時間が増えました」、「達成できない項目があったので、しっかりと声かけしたい」等の記述を目にし、その前向きな取組に頭が下がる思いです。
この取組は、高度に成熟していく情報化社会に抗うのではなく、情報機器の取り扱いを含む生活課題を見つけ、自ら改善していこうとする自己コントロール力の素地を育むものです。
下のグラフは、11月中旬から下旬にかけて行われる第2回目の経年推移グラフです。それぞれの調査項目において一進一退を繰り返しながらも、高いレベルになってきているのは家族ぐるみ、地域ぐるみで取り組んでいただいている成果に他なりません。
今後は、赤泊地区の学校保健委員会にて学校医、学校歯科医、学校薬剤師、地域保健師、小中保護者代表、保育園の皆さまからご指導、ご助言等をいただきながら次年度につなげたいと考えています。
今後とも、ご協力をお願いいたします。
学校評価アンケートの結果
書道教室
12月24日(木)、新穂在住の川上治美様を講師に、書道教室を行いました。全校生徒が各学年の課題に取組み、川上様からは一人一人に丁寧な指導をしていただきました。出来上がった作品は校内に展示し、冬休みの課題と合わせて書道展に出品しました。