佐渡市立赤泊中学校

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学校だより【7月号】

2021.7.21

5本の木を

校長 本間祐一

~7月5日(月)全校朝会での講話より~

心の中に5本の木を育てましょう。
一つは、「やる木」です。やる気がなければ何の原動力にもなりません。まずは、やろうと思う意思が大切です。
一つは、「げん木」です。やる気があっても健康な心身がなければ行動にうつすことができません。心も体も元気であることが重要です。
一つは、「ゆう木」です。時には誘惑や弱い自分に負けそうになることもあるでしょう。勇気をもって弱い心と立ち向かう必要があります。
一つは、「ほん木」です。何事にも一生懸命取り組む姿、本気になってがむしゃらに取り組む姿がかっこいいのです。
一つは、「こん木」です。継続は力なりと言います。あきらめず、根気強くやり続けることで自分の力となるのです。

そして、この木が大きく育つためのアドバイスとして、次の4点を伝えました。
① 心をきれいにしましょう。
・清掃や整理整とんに心をこめましょう。
・奉仕活動や社会貢献活動をしましょう。
・人の良いところを言葉にして伝えましょう。
② 心を強くしましょう。
・毎日、「る・る・ぶ」を意識しましょう。
・時間や約束を守りましょう。
・当たり前のことを当たり前に実行できるようになりましょう。

※る・る・ぶ とは、赤泊小中学校連携で取り組んでいる、生活習慣改善のための合い言葉で、「食べる」「寝る」「学ぶ」の3つを意味しています。

③ 心を整理しましょう。
・その日の振り返りをデイリーライフに書きましょう。
・帰りの会でのプランニングタイムを活用して、未来予測と成功するための準備を行いましょう。
④ 心を広くしましょう。
・「ありがとう」を言いましょう。
・「おかげ様」と考えましょう。
・「ごめんなさい」が言えるようになりましょう。
・「私がやります」という精神で行動しましょう。
 毎日の積み重ねや努力によって、心の中に大きくどっしりとした根を張れば、多少のことではびくともしない、しっかりとした木が生長していくことでしょう。やがてその木に、自分だけの花や実を付けていくようになるのです。簡単なことではないし、くじけそうになることもあると思いますが、そんな時は「なにくそ」という肥料をたっぷりあげてください。

体育祭に向けて

 7月6日(火)の生徒朝会で、体育祭のチームカラー決めを行いました。あらかじめ分けられた軍のリーダーがミニゲームで競い合い、最終的に佐々木団長率いる蒼軍、林団長率いる紅軍に決定しました。9月4日の体育祭に向け、これから熱い戦いが開始されます。
 7月19日(月)には、体育祭で披露する「赤中ソーラン」の練習が開始されました。今年度も、渡邉みゆき様を講師に迎え、上級生が1年生をリードしながら活動しました。一糸乱れぬ舞に期待が高まります。
 また佐渡おけさの練習では、山田やまびこ会様を講師に招き、踊りのポイントを指導していただきました。

駅伝部始動

 9月17日(金)に行われる佐渡市中学校駅伝大会に向け、本格的に練習を開始しています。野球、テニス、卓球の球技と両立しながら、グラウンドやロードでのトレーニングに励んでいます。暑さも益々厳しくなりますが、全員が精一杯取り組んでいます。今年度は男女とも下越大会出場を目指します。

成長期の栄養

 7月16日(金)1年生で渡邉栄養教諭による食育の授業を行いました。成長期における栄養バランスの取れた献立について考えました。

プールの季節です

 コロナ禍で昨年度実施を見送った水泳授業を今年度は実施しました。夏の季節を本格的に迎え、生徒は生き生きと泳ぎを満喫していました。

正しいマナーを学ぶ

 7月16日(金)NTTネクシアの川崎博子様を講師に、「マナー講座」を行いました。「あいさつはトーンを高く意識する」「マナーとは相手を思いやる気持ち」など、多くの学びがありました。
 7月26日(月)~28日(水)の課題解決型職場体験に向け、正しいマナーを心掛け、活動してもらいたいと思います。

ICTを活用した授業

 ICTとはインターネットなどの通信技術を活用したコミュニケーションの技術です。佐渡市でも、生徒1人1台のタブレット型コンピュータが導入され、各学校で活用が始まっています。今までコンピュータはコンピュータ室のみの利用でしたが、校内無線LANが整備され、活用範囲が大きく広がっています。

人権って何だろう

 人権擁護委員の佐々木卓郎様を講師に、私たちの身近にある人権に関する事例が紹介され、人権についてじっくりと考える機会となりました。

命を守るために

 佐渡消防署の方を講師に、2年生がAEDを使った救急救命法の講習会を受講しました。

働くこととは

 2年生では、7月26日からの課題解決型職場体験に向け、JA赤泊、スマイル赤泊、サンライズ城が浜、赤泊保育園、それぞれの事業所の方から仕事について教えていただく、「生き方トーク、働き方トーク」を行いました。仕事での苦労ややりがいなど、熱心に聞き入っていました。

ユニセフ募金の取組

 子どもの命と未来を守る活動をしているユニセフ。保健、栄養、水と衛生、教育、子どもの保護などのため、150以上の国と地域で行われているのがユニセフ募金です。今回の募金で7,234円が集まりました。

栄光の記録

佐渡市総合スポーツ大会(7/10)

<ソフトテニス中学女子の部>
第2位 斉藤澪、外内恋奈ペア

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