佐渡市立赤泊中学校

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学校だより【12月号】

2024.12.24

2学期修了
~成長を確かめ、決意を新たに~

校長 本間学

 厳しい暑さの中で始まった2学期も、本日、雪の舞う寒い中で83日間の課程を修了しました。多くの行事があったこの2学期も、子どもたちは八面六臂の大活躍でした。私は、「お見事!」「よく頑張った!」「素晴らしい!」と、ありきたりな言葉ですが、子どもたちを大いに称えたいと思います。また、いつも陰日向となって子どもたちを支えていただいた保護者の皆様、地域の皆様にも心からの感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 そんな2学期の中でも、9月の「閉校記念体育祭」、10月の「閉校記念文化祭」、そして11月の「閉校式」は、「3大行事」として子どもたちも教職員も特に力を入れて取り組みました。とりわけ「閉校式」は、PTA、同窓会、佐渡市教育委員会のご協力とご支援をいただき、厳粛な中にも心のこもった式典を執り行うことができました。
 この他にも、佐渡市中学校駅伝競走大会(9月)、課題解決型職場体験学習(10月)、佐渡市中学校音楽発表会(11月)、総合学習発表会(12月)等々、学年や全校で取り組んだ行事もたくさんありました。子どもたちは、いずれの行事も立派にやり遂げ、大きな成果を上げることができました。きっと準備や練習に忙しく大変で苦しいときもあったと思います。それは子どもたちの表情や日常の会話の中からも感じていましたが、子どもたちは決して日々の授業や部活動を疎かにせず、むしろいつも以上に集中して取り組み、限られた時間をやりくりして、みんなで協力して全力で取り組んでいました。本当に立派でした。それができたのも、保護者の皆様のサポートのおかげです。感謝、感謝です。
 ところで、先日、2学期がそして令和6年が終わりを迎えるにあたり、改めて、4月からの子どもたちの活動の様子を撮った写真に目をとおしてみました。そこには、真剣に取り組んでいる顔、泣いている顔、など、さまざまな表情が写っていました。写真を見ながら、その時々の様子を思い出し、少し大げさですが、うれしくなったり、つい笑みがこぼれたり、涙が出そうになったりしました。4か月前、3、2、1か月前と今の姿を比べてみたとき、24人一人一人が確かに成長していることにとても感心し驚きもしました。昨日よりも今日、今日よりも明日へと日々着実に成長を続けている子どもたちには、ぜひ、自分の成長したところを見つけ、確かめ、決意を新たにする休みにしてほしいと願っています。
 実は、2学期が始まったころ、私は、赤泊中学校が令和7年3月31日をもって閉校することはわかっていても、正直なところ、まだ先のことのように思っていました。でも、確実に「その日」は近付いてきていました。年が明けると令和7年、いよいよ「その日」が本当に目の前に近付いてきます。これまで何度となく言葉にしてきたこと、それは「赤泊中学校を有終の美をもって閉じる」こと。そのために、私もこの冬休みはその覚悟と気持ちを高めて、決意を新たに3学期を迎えたいと思います。
 終わりに、令和6年、保護者の皆様、地域の皆様には本当にお世話になりました。改めて教職員一同深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
 皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

PTA親子レク大会

 11月23日(土)にPTA主催の親子レク大会(ドッヂボール大会)を行いました。子どもたちと保護者、教職員で楽しく活動することができました。運営をしていただいた校外指導部の皆様、大変ありがとうございました。

全校絆集会

 11月28日(木)の5時間目に全校絆集会が行われました。テーマを「言葉の受け取り方の違い」として、実行委員が行った劇の場面をもとにグループに分かれて話し合いを行いました。その中で、お互いの考えを深めることができました。

総合学習発表会

 12月10日(火)に総合学習発表会が行われました。1年生は「赤泊校外学習のまとめ」について、2年生は「課題解決型職場体験のまとめ」について、3年生はSDGsの視点から「佐渡・赤泊の未来像を考えよう」について、ICTを活用しながら堂々と分かりやすく発表しました。また、「ニューネクスト赤泊中学校」と題して、閉校後の赤泊中学校の利活用を考え提案してくれました。お世話になりました地域の皆様、事業所の皆様、大変ありがとうございました。子どもたちは、この学習を通して、大きな学びを得ることができました。

いじめ見逃しゼロスクール集会

 12月16日(月)に、いじめ見逃しゼロスクール集会が行われました。今年度は、来年度の統合を見据えて南佐渡中学校と合同で行いました。また、赤泊小学校と羽茂小学校、小木小学校の児童とも一緒に考えることができました。南部地区全体で、いじめのない学校を目指していきます。

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