佐渡市立赤泊中学校

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学校だより【8月号】

2024.8.26

2学期スタート

校長 本間学

 1か月の夏休みが終わり、8月26日(月)から2学期がスタートしました。
 あっという間に夏休みが終わった感じもしますが、振り返ってみるとこの間、様々なことがありました。
 8月3日(土)の赤泊港まつり。赤中ソーランのアンコール演舞では、小学生や卒業生も加わり、とても賑やかに元気いっぱい笑顔で踊ることができました。見ていて感動や感激を覚えるくらいの、いい空間、いい雰囲気が会場いっぱいに醸し出されていました。その後の、日本海海上大相撲にも多くの生徒が参加し、本気で取り組む真剣勝負に思わず力が入ったり、行司を海に落とす恒例のパフォーマンスに大笑いしたりと、土俵上で繰り広げられる熱戦は、観戦された多くの方々を笑顔にし、そして祭りを大いに盛り上げることができました。赤泊中学校として参加する最後の赤泊港まつりでしたが、楽しく最後を締めくくることができました。
 赤泊中学校を代表して校外の活動で活躍した生徒もいました。
 7月26日(金)には、青少年赤十字加盟校の代表生徒が参加する、トレーニングセンターが行われ、生徒会本部5名が参加しました。8月9日(金)には、佐渡市と千葉大学などの連携による「脱炭素未来ワークショップ」という活動が行われ、代表生徒1名が参加しました。8月22日(木)には、わたしの主張佐渡地区大会が行われ、代表生徒1名が発表し、2名の生徒が会の司会進行役を務めました。これらの活動をとおして他校生徒との交流を深め、自身のリーダー性にさらに磨きをかけ、また、大人数の中で発表するという得がたい貴重な体験をすることができました。
 この他、駅伝練習に加え、1・2年生は部活動、3年生は体育祭活動に取り組みました。実際に活動できた日数や時間は限られましたが、その中でも、時間をうまくやりくりし、工夫しながら活動に取り組む姿が見られました。また、暑い中での活動にくじけそうになる気持ちをお互いに声をかけ合って奮い立たせ、懸命に頑張る姿も見られました。全校生徒が心身ともに成長し、成果を上げることができた夏休みでした。
 さて、2学期は、多くの行事が目白押しです。1学期同様に、その一つ一つが赤泊中学校として最後の行事となります。体育祭や文化祭はそれも踏まえて、「閉校記念」と銘打って実施する予定です。ぜひ、多くの方にご来場いただき、子どもたちの活躍する姿に温かい声がけや拍手を届けていただけましたら幸いです。
 また、閉校・統合に向けた取組も2学期はピークを迎えます。その中でも大きく位置づけているのが、11月16日(土)の閉校式と惜別の会です。当日は、新潟県議会議員、佐渡市議会議員、歴代学校長等々、多くのご来賓の皆様からご臨席を賜り、また保護者・地域の皆様からも多数ご参列いただき、盛大に実施できる運びとなりました。今後、皆様の心に残る会となるよう準備を進めて参ります。
 寄付金につきましても、出費多端の折、閉校記念事業にご理解とご賛同を賜り、ご協力をいただきました。また、閉校記念誌の作成につきましても、原稿執筆をはじめ、原稿依頼等の編集作業を推進していただきました。いずれも、学校単独では決してできないことであり、改めて保護者の皆様、地域の皆様に厚くお礼を申し上げます。7か月後のゴールまで、引き続きご支援ご協力をお願いいたします。
 1学期そして夏休みの間に子どもたち一人一人が蓄えてきた力が、今後一層伸長し充実し、学力や体力等多くの実りを手に入れられるよう、教職員一同、精一杯務めて参ります。2学期もよろしくお願いいたします。

学校評価アンケート(生徒)

 7月と12月に、学校評価アンケートを実施しています。この結果を分析・検討し、教育活動を進めています。以下は7月の生徒アンケートの回答です。

そう思う Bどちらかといえばそう思う。 Cどちらかといえばそう思わない。 Dそう思わない。

○5教科の授業は、学ぶこと・学んだことが分かる。(平均値)

○技能4教科の授業は、学ぶこと・学んだことが分かる。(平均値)

○家庭学習をするように努力した。

○学校では時や場に応じて、進んで挨拶をしている。

○学級の絆を深めるため、他を思いやる言動を意識して行動した。

○学校の絆を深めるため、他学年を思いやる言動を意識して行動した。

○自分は体力が向上したと思う。

○テレビやゲームの使用時間が長くなりすぎないようにしている。

○睡眠時間が十分とれるよう意識して生活している。

学校評価アンケート(保護者)

 こちらは保護者向けアンケートです。生徒と同時期1学期末に回答をいただいた結果です。

そう思う Bどちらかといえばそう思う。 Cどちらかといえばそう思わない。 Dそう思わない。

○学校(学級)だよりで、学校や生徒の活動の様子を伝えている。

○地域と連携して特色のある活動ができるよう努力している。

○子どもが楽しく学校生活を送れるよう努力している。

○子どもが授業を理解し、分かるように努力している。

○子どもが家庭学習を行うよう努力している。

○子どもが体力をつけられるようにしている。

○保護者の声に誠意をもって対応している。

○子どもに対してきめ細やかな指導をしている。

○一人一人の子どもを大切にしている。

私の中高生時代(第1回 加藤充教諭)

──中学校時代のことを教えてください。
 金井吉井小学校(現在は金井小学校に統合)から金井中学校へ進みました。小学校では1年~6年までずっと1クラスの28名から、中1では3クラスで合計100名ぐらいの学年でした。人数が多くなってびっくりしました。
 当時は定期テストの結果も1位~最後まで名前を書いて廊下に張り出していました。また、2・3年の時は学級委員をしていました。
 部活は1年から2年の夏までバド部。2年の秋から転部して、3年の夏まで野球部で活動していました。
──高校進学はどうしましたか?
 佐渡高校へ進学しました。当時は高校が6校ありました。漠然と大学進学を考えていたと思います。金井から通いやすいのと、生徒数の多い高校というのも選んだ理由で、あまり迷ったりしませんでした。
──高校生活はどうでしたか?
 私が進学したときは、学年で7クラスありました。佐渡じゅうから生徒が集まっており、個性的な生徒が多くて面白かったです。特に、2年生の時が楽しくて、仲のいいグループで夏休みに水津でキャンプをしたり、秋の修学旅行の帰りにクラス全員でカーフェリーの甲板で歌を歌ったりしていた思い出があります。
──高校卒業時の進路選択は?
 教員になりたいという希望と東京で大学生活を送りたいという2つの希望があり、東京の教育学科のある大学に進学しました。
──中学生の皆さんにアドバイスをお願いします。
 教員採用試験もそうですし、私が今、授業で話していることも、基礎は中学校で習ったことが多いなと思います。高校の学習内容はあまり覚えていないのですが、国語以外の内容も中学で習ったことをけっこう覚えています。将来、どんな仕事に就いても、今、学習していることは自分の考え方の基礎を作ってくれると思います。自分で判断をし、考えを決める上で、中学校で学んだ知識は自分を助けてくれると思います。

ALT新任式

 8月26日(月)にALTのオータム先生の新任式を行いました。夏休み中から勤務していましたが、子どもたちに会えることを楽しみにしていました。特に英語の授業でお世話になります。よろしくお願いします。

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